桜も咲いたわ


 久々にやられた作品。William DeVaughn『BE THANKS FOR WHAT YOU GOT』 録音はフィラデルフィアSigma Studio。バックはMFSBの面々。控えめな音作りに、内省的なヴォーカルが素敵です。夜中に聴くにはもってこいの音楽です。この頃のフィリーにはマジックがありますな。この作品は74年ですが、この後、フィラデルフィア・インターナショナルは一世を風靡する事になりますが、この時期くらいの感じが僕は好きかな。
 やはり完成される前の「過渡期」には魅力がつまっているなと思います。
 
 ↑にあげた曲はMassive Attackが1枚目で忠実にカヴァーしております。この辺りの曲をさらっとカヴァーする彼らのセンスもまた抜群。

 しばらく書けてなかったなかったのであれですが、この間に日本は大きく変わりました。何ができるとも思いませんが、自分なりに一生懸命生きていくしかないのかなと。嬉野先生もいつもいっています。「各自持ち場で奮闘せよ」と。僕は僕なりにがんばります。
 
 ヤーヤーボールヤーも復活して何本かライヴしました。ライヴの音源も何度か聴いてみたのですが、私のヴォーカルがもうひとつですな(笑)。自分なりのヴォーカルスタイルを確立していく事が大事かな。
 あと上ものである僕がいかにバンドに貢献できるか。リズム隊の二人はストイックに頑張っていますよ。自分でやっていながら、がんばってんなーこの人達って思えるくらい。
 まさしく「各自持ち場で奮闘」してくれています。彼らをもっと生かせられるよう僕も奮闘しなければ。

 そして2月の末に僕が大学で京都に来て以来、通い続けたレコード屋さんが閉店しました。いつも新鮮な音楽を僕に提供してくれ続けた大事な、青春の思い出のレコ屋さんでした。
 
 音楽をやる上で思うのですが、自分のモチベーションを保つ上では常に音楽を聴くということが大事だと思います。あと常にマイブームといえるものを持っておく事。それがなくなってしまったら僕は駄目になるんだと感じています。その時点で進化は止まるのかなと。それが一番恐くもあります。
 そんなマイブームを一緒になって作ってくれていたお店だったので寂しくはありますが、みんな前に進んでいかなくてはなりません。
 春っていうのはそういう季節ですね。桜は今年もきれいに咲いています。がんばっていきましょう。
 
 次のライヴです。

OPEN 18:30 START19:00
ジェネレーションXXX
LIVE
LIVE:宇宙人(from高知) / ゆーきゃん&須原敬三 / ヤーヤーボールヤー
/ amia calva / アーマード銀閣
昨年のフジロックのルーキーステージにも出演した高知の摩訶不思議POPバンド宇宙人、今年はギューンカセットから初の流通版のリリースも決まっている彼らが来京!新しく懐かしいその不思議な音世界は一度触れたら病み付きになる事間違い無しです!共演にも地元から産まれたXXX世代な新しいバンドサウンドが!

前売¥1,500 ドリンク代別途 当日¥1,800 ドリンク代[別途