覚醒


 誕生日プレゼントに頂きましたCDラック。これに並べると随分と部屋が広くなり嬉しいです。どうもありがとう。
 お金がなくなる度、好きなジャンルが出来る度売っては買いを繰り返して、残った精鋭達です。圧倒的にブラックミュージックが多いです。
 ジャケットを改めてみる度買った時の思い出や、その時の季節、会話などが思い出されてなかなかいいもので甘酸っぱくなります。パッケージとして残るのはいいものです。
 やはり形として残るというのはなんとも素敵なことで。10月の頭からレコーディングに入るヤーヤーボールヤーというバンドです。http://jp.myspace.com/yayaballya

THEO PARRISH/PARALLEL DIMENSION
 モータウンを産んだかの地、デトロイトアメリカには幾つも音楽タウンがありますが、デトロイトアメリ音楽史に残る土地である事は間違いない事で。その地に対する愛憎を持って音楽を創造し続ける人達が脈々と続いています。UR、MOODYMANNCARL CRAIGJEFF MILLS…etc。そしてこのTHEO PARRISH。彼らの音楽はデトロイトという街のサウンドトラック。彼らもまた闘う音楽家であって。音楽で伝えなければならない事があるということ。音に込められた意志がある。言葉はなくともそのサウンドが雄弁に語る。覚醒するサウンド
 
 音源を制作にするにあたっての、ヴィジョンを模索中。自問自答。ぼやっとはあるんだけれど、なかなか明確にならない。明確になったらそれを音や言葉に出来るはず。ただの曲の寄せ集めではなくそこに意味というか、理由づけがあることでぴりっとしたものになるはずで。不屈の意志がどかっと横たわる音作りをしようと思っております。今までそういう事を明確にしようとした事はなかったのですが、良い機会かと。
 覚醒するまで考えるんだ。どうでもいいことなんていうのがほとんどで、自分の信じる道をいかにまっすぐ突き進められるか。
 音楽を聴くという行為は自分自身を客観的にみられるからですね。聴く事を辞めたら終わりなんだと思います。