ワンループにこめる


 うちの主力で相棒たるMPC1000です、カーソルの△部分が寿命でそうとう効きにくくなってしまいました。直さないと…まあ、そんなことはさておき自分のMPCにおける主な使いかたはループすること。最近さわる頻度がぐっと増えフレーズを分割してパッドに振り分けるといった基本中の基本の技も使うようになりました。パッドに音を入れてそこからループを作り、そのループをバンドに落とし込み他の音や楽器を足したり、抜いたりあれこれして曲を作っていくという場合がほとんど。
 自分達が志向している音楽である反復音楽やミニマルミュージックにおいては結局やはりループ、ワンループが生命線だなということ。そのワンループで曲の善し悪しが7割くらい決まるのかもなと最近感じる。ワンループにこめる気合いがマジで重要だ!強く・生きたループさえ作れば後は抜き差しでどうにでもなる。抜き差しが生きるか否かもループのできにかかる。簡単にいいましたが抜き差しはとてもセンスを問われる、もっといえば編曲能力を問われるのではないでしょうかね。元々がDJやトラックメーカーではないので、そういう部分の発想がどうしてもバンドっぽい構成になってしまうのがもどかしいんですよね。フェーダーの抜き差しやミュートボタンでミュートするみたいなイメージで構成はつけているのですがなかなか納得いくものができませんね。最高のワンループにそれの抜き差し。これができるようになるためにはたくさん聴いてイメージを膨らませながら勉強するしかないのかなと思っています。ま、こういうことを思えるようになったのもMPCをさわっているからだろうな。やはり楽器や機材はさわって覚えないとね。

 この週末はとても素敵な出会いがありました。何年も前に共演したことがあるWOZNIAKというバンドの星くん。くらすしが話のあうことがたくさんあるだろうということで一緒にのみましたよ下町のナポレオン。いい話がたくさんできて良かったよ。ありがと。最近メンバーのことで大変みたいですが新しい編成でライヴができるようになればWorld of Echo呼びますよ。http://wozniakband.com/