来客

 雨ですね。雨だと体と頭が重くないですか?それでも街に出て、久々にレコードを物色。目当てのものは1枚だけだったのですが、こうふらっといつもの中古レコード屋さんに顔をだすと何枚か欲しいものが見つかって購入という流れに。買うぞ!みたいな意気込みで行く時よりもふらっと立ち寄るくらいの時のほうが当たりますね。良い買い物ができました。
 その後野田相談役と合流して家で今まで録音した曲を聴いて、ああだこうだと会談をしておりました。彼は音楽をやっているわけではなく、本業は陶芸家なのですが音楽への造詣がわけのわからない所で深く、喧々顎々と話しをしたりする間柄なのです。良い意味での素人感覚とわけの解らない半端な知識であれこれ意見してくれるので、こちらもハッとさせられる事がよくあるのです。曲の事やら曲順をどうしたら良いかなどを話し合い。まあアルバムのトータルなイメージをどうするかが重要ではないかという結論。かな。新曲に対する評価がなかなか良かったので、良かったですね。

 MODEL 500「NO UFO´S」です。デトロイトテクノの父みたいですね。MODEL 500ことJUAN ATKINS。この後に脈々と続いていくわけなんですね。おそらくデトロイトという街は僕なんかが思っている以上に色々な意味で特別な街なんでしょう。本くらいでしか知る事ができないデトロイトに思いを馳せる今日この頃なのです。モータウンが誕生した街。そしてフォード社のモーターシティ。その繁栄と衰退。そこから始まる暗い歴史。そんな街で逞しく育った音楽。圧倒されそうになる事がままあります。waxpoetics 19は即買いでした。今流れているKOOL&THE GANGの「SUMMER MADNESS」がとても心地よく感じます。

Wax Poetics Japan No.19