無題


 ↑YYBYリズム隊。
 今日はYYBY三人揃っての、約1ヶ月振りの録音でした。ベースの城尾君が山口からやってきたのです。まぁ、彼とも長い付き合いだし1ヶ月くらいでは久しぶりといった感もないのですが、しかし山口からやってきたんだな、と思うと本当に来たんだなというか偉いなと思うところはありました。今日は前に録音した曲の気になった部分を3時間くらいかけて録り直し、プラス録り足ししたのですが、これが結構大変でした。あと、新曲のリズム録りまでやってしまいました。YYBYのリズムっていうのは、シンプルというか同じ事の繰り返し故の難しさがあるのです。まだグルーブ云々いえるレベルではありませんね。こればかりはバンドでそして個人での練習あるのみです。それでも皆、出来る事を精一杯やってくれています。まぁ単純に、3人揃ってのスタジオは賑やかでとても楽しかったのです。

Kelly Patterson『Maiden Voyage』より「Majic Woman Of Love」です。タイトルはハーヴィー・ハンコックの名作より。音源は見つからなかったのですが、「処女航海」の素敵なカヴァーが収録されています。
 このアルバムが出されているのがBlack Jazz Records という1971年〜1976年までシカゴで黒人によって設立、運営されていた伝説のレーベルだそうです。どうも調べてみるとここから出されている音が自分にピンときそうなのです。まだこの1枚しか聴けてないのですが、スピリチュアルで、グルーヴィー。そして溢れ出る黒さ。といったレーベルの特色があるみたいで。名前からしてそんな感じ。このレーベルが注目されたきっかけが、イギリスのいわゆるアシッド・ジャズの流行によるものだそうです。成る程なあ。それもそうだけれど、moodymannやtheo parisshに通じるダークさや黒さがかいまみられます。それでもupしている Kelly Pattersonの曲のようにメロウな曲も多いようで、かなり気になっています。Black Jazz Records。ちょっと手に入るやつは集めてみようと思います。
 それにしても70年代のjazzは面白いのがたくさんありそうです。ハーヴィー・ハンコック『MWANSIHI』もかなり好きだったし。こうして新しく聴く音楽ができるっていうのが何よりもドキドキ、ワクワクするのです。お金はいくらあっても足りませんが。