フレンチトースト


 随分爽やかな朝で。今朝は前の家の引き渡しがあって、仕事終わりに時間が少しあったので前に一度行った喫茶店へ。今日は↑の写真のフレンチトーストを頂きました。アイス付きででした。素朴な味でしたが、これがとても美味しかったのです。朝から幸せな気分になりました。そういえば小学生の頃よく母が朝にフレンチトーストを作ってくれたのを思い出しました。そんな味だったような違うような…。あの頃何が好きで、何を良く食べていたなんかはよく覚えているもので食卓の風景まで浮かんできて懐かしい、なんだか気持ちよかったのです。で、途中にきたおばちゃんが入ってくるなり「ビール」といってびっくりしました。朝の8時頃です。なんでや、と思ってよくよく話を聞いているとそのおばちゃんは自転車を盗られたそうで。それで気持ちを落ち着かせるためのビールだったそうで。僕も危うく自分にも1本といってしまいそうになりました。まぁたまにはそういうのもいいかもねと思いましたよ。休みの日に僕も朝からビールを注文してみましょう。あぁいう喫茶店にも様々な人間模様があるのが垣間見られてなんだか愉快でしたよ。一人で行く事って滅多に無いけれどいいもんですね。でもどうしても店の名前が覚えられません。
 こんないい天気だしぶらっとしたいものですが、洗濯をして死んだ様に寝るんだと思います。今はCONGOSの1枚目『HERT OF CONGOS』をかけて踊りながら洗濯物が終できあがるのを待っている春らしい虚ろな朝なのでした。

 「THE WRONG THING」という曲。このリー・ペリープロデュースの『HERT OF CONGOS』最高の一枚。ほんと捨て曲一切なしってやつではないでしょうか。リー・ペリーて鬼才なイメージがあるけれど、こういう音も抜群。とにかく耳に入ってきやすい。
 スピカーで聴いているんですが、床を通して伝わってくる低音が体に心地よいです。体がこう、低音を通して浄化されていくようなような。レゲエてそういう音楽でもありますもんね。レゲエの低音はなんだか優しいのです。夜からはYYBYなのです。日があるうちに起きたいものです。