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 26なのである。26。である。もうこれ以上はいらないなというのが正直な所。まだまだだと言われる事が殆どであるが。そうこうしたりしなかったりしているうちに、得たものと失ったものの比率はどれくらいなのかはまだ解らないしおそらく答えはない。答えがない方が面白いというのは昔からそうかもしれませんね。算数数学なんかは嫌いで仕方がなかったのは確かであるがまあしかしお前が馬鹿だからと言われたらその通りでしょう。こんな事をいっているがそんな良いものではありません。のがれようとすればするほど己の因果は深くなる…らしいですよ。気を付けましょう。まぁしかし自分はブルースマンでもジャズメンにもまだまだなれなくて、こういう人というのは態度がそうなのであって音だけそれらしく出しておけばいいなんていうのは勘違いもはなはだしいと思いませんか。タモリなんかからは強烈にジャズの本質を感じてしまう。安易な共感なんかはなくていいなとは思うのだがどうしたものか。いちいち口に出さなくてもいいだろそれていうことが多過ぎはしませんか。そんなことを思うのはいけれど自分の中で消化してくれやという。もらいゲロしそう。ゲロ吐くのもけっこうしんどいんだぞこの野郎。Miles Davisは教えてくれる。26だからかしらね。

 from『MILES SMILES』。どんなタイトルですかこれ。(笑笑笑)ジャズだな。ジャズだからよいのだ。何度もいっているようにマイルスはジャズなんかじゃなくてMiles Davisよ。権威やシンボルといったものから1億光年くらい離れた所に存在しているはずなのに。一つの所に留まって満足するようなガラではないでしょうに。いちいち明確な言葉にされるよりこういう演奏の方が伝わってくるのです。そう、だから楽器を手にしたんじゃないんですか?負けたら駄目。だから宇宙を志向するのはごくごく当然のこと。宇宙飛行士になって宇宙に行ってみたいというのとP-FUNKのMOTHERSHIPに乗ってみたいというのは違うんだよ。そろそろSUN RA先生の教えを享受したいなという欲望が抑えきれません。これは感情なんかではなくてもはや生理現象。睡眠欲・食欲・性欲と今自分がSUN RAを希求するのは同じことかもしくはそれ以上のことか。必要となれば何でも受け入れることが出来るでしょうに。