無題



 Erykah Badu『NEW AMERYKAH PART ONE 4th World War』より「THE CELL」&「TWINKLE」。Erykah とAMERYKAH でかけているのね。この人のアルバムタイトルいちいちかっこいい。これはオリジナル4枚目。最初に聴いた時は、随分とヒップホップ色が強くて何だかとっつきにくいなという印象がありました。放置していました。で、久しぶりに思い立って聴いてみた所これ今の気分にどストライク。内省的なトラック達が並んでいて好みすぎる。ヒップホップてトラックだけで聴けるのがいいです。ダブ的な発想。インストをつけてくれると嬉しいのだが。いやいや、もちろんエリカの声は大好きですよ。それでもこのアルバムのトラックは圧倒的。豪華なプロデュース陣が並んでいますがさすが。これのPART TWOも原点回帰な内容で素敵。そんなに多作な人ではないけれどそろそろ新しいの出ないかな。
 聴こえ方なんていうのはえてしてこういうもの。こういう事があるから楽しい。まあ、その時々の気分や体調で聴こえ方なんか変わるので、パッと聴いた印象なんて当てにしてたらだめだな。本当、もっと一枚一枚に向き合ってみる事も大事だわよ、あなた。何度も書いているじゃないの。レコード屋のレコ棚もいいけれど、自分のレコ棚ももっとディギィンしなさいよといわれた気分です。間違いなく素敵なやつが眠っているはず。お金もないしね。