ディギィン記2

 最近経済的事情から、新しくCDやレコードを買う際には聴かなくなったレコードをかなりの枚数売ってから買う様にしているのです。その際よく思うのですが自分の音源コレクションの中でずっと持って手元に置いておきたいものの枚数なんてたかだかしれているよなということ。ある程度思い立ち決意したら、もう売ってもいいかなと思えるものは割とたくさん出てくるものです。まあ、一抹の寂しさは感じるのは事実なのですが。選んでいる際、よく聴いていた時分の感情やワクワクなんかを思い出してちょっとした感傷に浸る、なんてのもなかなかおつなもので。それよか新しい出会いに期待したいっていうタイプみたいですわよ。それでもまた聴きたくなってどうしようもなくなって買い直す作品は人生におけるマスターピース率が非常に高いのです。最近後輩ちゃんに借りて無人島レコードを読んだのですが、自分はsteivie wonder『INNERVISIONS』です。一枚だけ残して後は全部売れといわれたら迷わず残すのはこいつでしょう。理屈を超えたパワーみたいなのがみなぎってくるのがこれなのです。いつ何時、どんな感情の時に聴いても鳥肌が立ちます。因みにこれも高校生の頃に買って一度売って買い直しています。UK盤オリジナル。自慢。

 ↑最近買ったThe Glass House『inside』これは間違いなくマスターピース入り。デトロイトの男女混成のコーラスグループ。プロデュースがモータウンはあの偉大な作曲家チーム、HOLLAND-DOZIER-HOLLANDときたら少々値が張ろうが買っておくのは必須。時代からかフィリィーなストリングスなんかも入っていてアップからスローナンバーまで極上のナンバーが並んでおります。ここにきてレゲエやソウルなんかもコーラスグループが好きなんです。 甘茶ソウル的なナンバーも聴けるようになってきました。
 しかし、多くは望まないもののお金てどうしても必要なんですね、当たり前ですか。別に贅沢はしなくてもある一定の額はどうしても必要ていうね。どうでもいい事とどうでもよくない事があると思うのですが、そのどちらでもない最たる例がお金ですかね。shit!
 あと今の自分以外のどうでもよくない事の筆頭WBC日本代表はアメリカ行きを決定しました。よかったよかった。先日もっと楽な試合運びは出来ないものかとここに書いた所、6発の花火を打ち上げる派手なコールド勝ち。マエケンも素晴らしかった!たまにはこういう試合もしてくれないと。アメリカラウンド、前回大会のようなすごい感動を期待しています。