編集(編曲)メモ1


 DAWを使ってミックスしたり編集しているわけでありますが。線引きが難しい。例えばドラムの一音のズレをそうとう細かい小節単位で直すことが可能なもので、気がついたらずーっとやっている。人が叩いたり弾いたりする以上、完璧なんかはありえないわけで。だったら初めから打ち込んでしまえばいい。そうではない部分に魅力を感じているからこうして人力でやっている。ズレなんかがまさにそうで。いい箇所は少々違っていてもそのままでいいし、明らかに違う部分は直せばいい。ということを肝に銘じろ。ほんと性格的に気になりだしたらほっておけないので全部直そうとする。もっと大局をみるべきだし俯瞰でみるべき。元の曲の良さや聴かせたいところに焦点をおくのだ。とにかく客観的にあるべき。本来はこういう作業は向いていないのかもしれないけれど。ま、やるしかねぇんだ。
 理想と現実とのギャップっていうのはまだまだ厳然とあって。偶然に頼るからそうなるのか、それを良しとしている自分もまだまだいていまいち釈然としなくなることが多々です。それを編集なんかで少しでも埋めようとするのは性だけれど、もっとそうじゃない部分をみないといけない気はする。
 考えを進めて、バンドで曲を作る→録音する→ミックスするの流れに録音した後、編曲するという工程があってもいいかも。それをまたバンドに落としこむという。録音したものはあくまで「素材」として。それを編集する。どんだけ一曲に時間がかかるんや、みたいなところではあるけれどね。なんせバンドで曲を作っている時にアレンジしていても、どうしても展開のつけかたやブレイクの入れ方が所謂‘バンド’っぽくなりがち。もしかしたらPCの画面に全てのトラックを貼付けてアレンジしてみたら劇的に変わるかも。