「変わりゆく同じもの」か

 
 common聴いてます。「LIKE WATER FOR CHOCOLATE」MOODYMANN聴いてからすっかりブラック・ミュージック憑いた。野田努さんのレヴューがあがってました。(http://www.ele-king.net/review/album/003609/)何周目の自分的流行なんやろか。好んで聴くものなんてそんなに大差はなくて好きなものをぐるぐる回っているだけ。ここと歌謡曲とダブっていうのは自分の芯だなと実感します。一つ良い作品に巡り会ったらそこ掘り返す。聴き返したくなる作品があれやこれやと。リロイ・ジョーンズいうところの「変わりゆく同じもの」とは上手くいったもの。思えば音楽に対する価値観が形成されていく中で、ブラック・ミュージックが常に大きな存在であり続けている。なんで好きなんかな?って考えても明確な答えはないけれど、本当に好きなものにたいした理由なんてなかったりするなとも思う。
 野田さんのレヴューでも触れられているけれど、この音楽にとって教会での音楽体験の影響はめちゃくちゃ大きいな。コール&レスポンスのありかたが如実に現れてくる。高揚感っていうかね。即興っていう部分でもそうか。今日楽器屋さんでアレサ・フランクリンのライヴがかかっていて、これやっぱり教会なんだろうなーって行ったことのない教会を思いました。なにを今更ってことを改めて思う夜です。静かでとてもいい夜。
 YYBYは2.14二条GROWLYにてライヴします。GTSVLとは2年半振りくらいかー。お互いやっぱり変わってるけれど変わっていないんだろうか。あとは初めての人達ばかりで楽しみ。http://growly.net/schedule/detail.html?year=2014&month=02&day=14&bd_id=948