紡ぐ2

 だいぶん落ち着きましたがほんの少し前まで強烈にルーツ・レゲエに憑かれていました。元々Augustus Pabloがめちゃくちゃ好きだったり、レゲエのメロディーをメロディカで吹いたら楽しそうだなというすごく単純な発想と勢いで、その頃発売されたHAMMOND社からピックアップがついたメロディカを購入しようかと思ったものの、丁度いい鍵盤数のものがソプラノとバスの音程のものしかなく断念。それでもどうしてもメロディカを吹きたかったその頃、以前MPCを修理して頂いたMANA MUSIC EFFECT(http://manamusic.web.fc2.com/newpage3.html)の荒石さんに相談したところ、既成のものもHAMMONDのような改造が可能ということでお願いしました。なにせエフェクターは繋げられるし、ライン入力が可能。ということで、届くまでにシンセで新曲用のフレーズを作っておこうというのが初めに書いたこと。
 曲を作る最初の構想段階で4つ打は今回無しにしようというのがあり、ベース今までのように淡々と短いフレーズを刻むのではなく、長めのフレーズで歌うようなライン。トラックはパーカッシヴな短めの音を極力シンプルに鳴らす。今まで通り音色に重点をおきつつ、メロディも配置してみようというのが今回のテーマ。音の質感に統一感があれば既存の曲とのバランスもとれるという目論見はあるけれど、それは出来てみないと不透明な部分だし、それに所謂ところのダブみたいなことをYYBYがやってもどうなのかなという疑問はある。あるけれどそこはやってみないと解らないことだし、工夫してそう聴かせないようにするべきことでもある。メロディー以外の部分を先に作ったのだけれど、メロディーが入るとベースラインやドラムのフレーズも全然変わってきそうだな。それだけの比重が生まれるということか。今までやってきたことには起こりえなかった問題だではあるけれど、これを考えるのは有意義かつ楽しそう。ライヴで吹くの緊張するだろうな、、、