振れ幅(生活の)

 最近はというもの。RBMAのレクチャー動画をみたり誰かの文章を読んだりしているのが主な活動です。割と無音な時間を過ごすことが多いです。耳が求めていないというか、何かに激はまりしている時以外はこんなものなのかな。RBMAのレクチャー動画がそうなんですが、好きなアーティストや興味のある人が喋った動画やインタヴュー記事を読むのが結構好きでして。音に至るまでの過程や思考・歴史を知ることでより深く聴けた気がしたり、そういう背景を知ると解ったような気がするみたいな心地良さが好きです。曲を作るのでもレコードを聴くにしてもそうだけれど、まず前提として自分への満足感が欲しいわけで。そんな事が一つや二つでもあり続けてくれれば大袈裟だけれど、生きていけるなとも思います。ネットって受動的にぼーっと眺めているだけだと最低な時間を過ごしてしまう事が殆どだけれど、接し方次第では無限のモチベーション源でもある。そんなこんなで丸太町より南に久しくいっていないのもどうかと思いますが。
 バンド活動はというと最近はせっせと曲作り。年末から取り組んでいた曲は完成。正月のバンド休みを利用して作ったワンループがなかなか良かったみたいで、のんびりやろうと思っていたらこちらももう完成間近です。やはり一人で家で鳴らしていてもノリノリになれるくらいのものを作っていくと早いです。やはりループ力。ループといえばドラマーのARAI IN THE DUBがMIDI同期可能なルーパーを購入。これがすごい。ドラムパッドに繋いでいて曲のBPM同期は勿論のこと、曲が変わってBPMが変わってもループしたフレーズごとBPM同期可能で驚きました。ライブでの曲間の在り方をすごくいい方向に持っていけそう。パッドはUSBでのサンプリング可能だし、もはやパッドをベースに曲作りできるなとも考え中で、しっかりと工夫した使い方をすればライヴのやり方に幅がだせる。何でもかんでもループしてしまうんではなくて意味がある使用を肝に銘じる。あと、同期って三回使っているけれど自分のシンセは未だ同期していないのでそれもやってみよう。。。書きながら思ったのですがやはり引き続き製作モードなんですね。今作っている曲にもうひと手間加えたら、次はSoundCloud用に自分の手でレコーディング&ミックスしてみようと思っています。ライヴの予定がありませんの。
 これの前に振れ幅について書いたけれど、生活の振れ幅・幅みたいなのは本当に狭いです。だめ押しで最近良かったアルバムから紹介。同名のアルバムです。TERRY HUFF and SUPECIAL DELIVERY「The Lonely One」自分達で作っているものがミニマル・テクノ、ダブに随分と近づけるようになったせいか、周期的なものなのかは知りませんがこういうのが好みです。甘茶ソウルってやつに入るのかな?うーーーんマイルドだ。こういういい湯加減で浸かれるみたいなのを家では欲することが多いです。