ライヴ後

 1日何も用事がない日が欲しいとはよく思うものの、いざその時間がぼかっと出来ると暇だ。曲でも作ればいいんだけれど、製作の中心であるMPCが入院中。MPCがないから練習も無しで。こうなるとスタジオで大きな音を出すのが愛おしくなる。いや、普段でもかけがえのない愛おしい時間なんだけれども。ゴールデンウィークなんかで皆用事があったりで次は5月の真ん中。少し準備した新曲を次の練習日までにもっていければ。音数に頼るのではなく、必要最低限の音がそれぞれ有機的に絡み合う曲が目標。今までもそうというか、YYBY自体の大きなテーマではあるんだけれど、そこをより意識した上で強化したい。dubとミニマルというキーとなる要素に対して、各楽器ごとのアプローチをより詰めていくのがこれからの課題。ここがより研ぎすまされてきたらもっと面白くなりそうな予感。
 あと、やはりライヴをして解ることがたくさん。収穫も勿論あるのだけれど、それ以上にライヴをすることによって課題がより鮮明になる。そこから試行錯誤するのが次への一番のモチベーション。良い意味での実験の場としてライヴが定期的にあればもっと音も演奏も深まるかなと思う。ありがたいことにそういう話もあるので、実現すればライヴごとに一つ突っ込んだテーマを設けて音作りに演奏をやっていきたい。多くを望まない不敵な存在でありたい、という最近の心境。バンド活動は続く→楽しい。