ARAI in the dub

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 ずっとやりたかったことが、一つかたちになりそう。新曲の話。その場その場で、フレーズの抜き差しや曲の尺を変えていくという、曲の構成や長さに自由度をもたせるという方法。ライヴをしていると、ここのフレーズはもっと長くていいなとか、短くていいかなという風に場の雰囲気で決められればいいなと考えていた、というのは年明け前くらいからずっと書いてきたっけ。そんな曲がふと出来た。本当にふとしたことだった。新しく作っていたループをスタジオで流していたら、メンバーがぶらっと演奏に入ってきて、自分のエフェクトとトラックの抜き差しでいけるなと思った瞬間。(自分は何も言わないのにドラムとベースがダブ風なフレーズを弾き始めた時には少し感動した。解ってくれてんだなこいつら的な意味で。)構成は幾つかあるけれど、その長さは決まっていない。フレーズの抜き差しで構築していくという作り方。曲の構成が完全に決まっていて毎度同じ演奏するよりも緊張感が生まれる。ここに杉本さんのダブミックスが入るんでよくなるイメージしか無いんだ。やりすぎるとだれるので注意。自分のキューにも本当に注意。実行してみたらなんてことはことはなかった。ミキサーとサンプラーがある時点で簡単な事だったけれど、順序があったというかいいタイミングで出来たかなと思う。曲作りとライヴ作りへの大きな一歩。
 機材を買うにはお金がいるけれど、あるものでのアイディア勝負というのはただだ、ということを忘れるべからず。ま、実際ライヴで演奏してみてどうかというところなので、明日試してきます。「LOW POWER」(http://www.metro.ne.jp/schedule/2015/06/23/index.html)というイベント。このイベントね、色んなものをのみ込んで良い意味でカオス化しているイベントなんで楽しいですよ。特にイベント主催であるジャックさんのDJがそれを体現しているので聴きにきて下さい。僕らも人と違うことをしてなんぼのもんjah〜という心意気を体現します。前回出演のichionさんのブログが色々と物語ってくれています。(http://gold.ap.teacup.com/runrunrun/558.html
 あと、今回Maho Littlebearという若手トラックメーカーに(https://soundcloud.com/maho-littlebear)「openning dub」(https://soundcloud.com/user7499524/opening-dublive-kyoto-metro)という曲で歌ってもらいます。コラボレーションです。若手にはがんばってほしい。若い子にきてもらいたい。夜のナメクジの皆さん一緒に戯れましょうや◎