陰と陽、宇宙



・片方しかない靴下が2足、片方しかない手袋が1組。なんだかな。右と左、男と女、月と太陽、右クリックと左クリック、A面B面ときて何事も陰と陽でなりたっているではないか。どちらか片方では成り立たぬことがこの世にはたくさんある。靴下も手袋も片側だけでは成り立たぬ。左チャンネルと右チャンネルでステレオで、そこにモノラルのアナログシンセなんかがバシッと決まればってもんでしょう。
・久しぶりに音源作成、しかもアルバムに向け曲を作ったり練習したり。アルバム用に、昔作ってライヴではしばらく演奏していなかった曲をリメイクしたりで最近はずいぶん音楽活動が楽しい。俺の膨大な機材の中にはアナログシンセが2機組み込まれている。使うの億劫だなと思い殆ど使っていなかったのだが、これがある程度の音を作りMIDIで打ち込んでやるとシンセサイズが楽しい。ツマミをひねれば音がうねるうねる。このブログは動画が貼れないみたいなので、ツイッター貼ってみる。waldorfはrocketとmoogはmother-32。motherはセミモジュラーでパッチングもでき、まだなんのこっちゃなんだがパッチングする日も遠くないかもしれぬ。シンセサイズは無限大だな。シンセサイズしたくなりましたか?
https://twitter.com/ID_YYBY/status/1055100877566930945
https://twitter.com/ID_YYBY/status/1060505074911211521
・これまた不思議なもので、演奏する方が楽しくなると聴く方も楽しくなる。お金には敗北中で、現在所持している中で聴いていないレコード・CDが1枚もなく聴きたい音を引っ張りだしては聴いてみているという、健全な状態。無理はいかぬ。

そんなこんなだからかは解せないが、ヨガ繋がりの先輩からコズミックハウスなナイスレコードをいただいた。レコードをいただくのはとても嬉しい。ヨーガも音楽も宇宙を志向するのは何故か。自分の中の小宇宙と大いなる大宇宙。その辺をこれから1年ちょっとかけて学ぶヨーガヴィッディヤが先日よりスタート。「ヨーガの智慧を今に活かすために」というテーマ。信じるもの、自分の指針となる揺るがないもの、とでもいおうか。そういうものを持っている人は強く逞しい。それでいてしなやかなであれたらなと願う。ヨーガ数千年の歴史は俺に何を教え問うてくるのか。
・昨日は思えばすごい日だった。朝はヨーガし、夕方からアサラト振って、それ終わりでバンドの練習。ヨーガ=インド発祥。アサラトセネガル発祥。YYBY、ダブとテクノ=ジャマイカで生まれたダブと、デトロイトで生まれたテクノがドイツでハイブリットしたのがダブテクノ。1日で世界中の文化に触れまくり、ふと気付き驚いた。下手したらどれも一昔前ならカルトでしょ。すごい時代に生きている、ということを1日で実感。混沌としていて大変な時代だが、こういう時代は面白いのではないか?とも思う。

・ふと思い立ち、家の自転車置き場でガーデニングをはじめた。思えば母方の祖父は家に温室を作り蘭を育てていたような人だったし、実家にも草花がいつだってあった。その草花をサッカーや野球で荒らしまくっていた俺は悪魔のような存在だったろう。じいちゃん、ばあちゃん、ごめん。血は争えんかったわ。ヨーガしたり、チャリのったり、ガーデニングしたり。自然に帰っているというか土に帰っているというか。どれも自然にはじめたことで俺自身がそのうち土に帰ってしまうのではないかと思わなくもないが、日々生きていくなかで勝手に自分自身でバランスをとっているのだと思う。陰と陽、そしてやはり宇宙なのでしょうか。