空洞です

 解散しましたね。解散理由はすごくさっぱりしていました。すごいなとも思いました。あそこまでやれたらすごいですね。本当に空洞になってしまいました。彼らが残した空洞はこれからどんどん大きくなることでしょう。なんだかわかりませんが、僕達もがんばろうという気になりました。
 00年代も終わり、たくさんの人が亡くなり時代の変わり目なのかなと思います。
 
 話は変わりますが、すっかり桜が満開ですね。最近忙しくて見にいけてなかったのですが、昨日の夜見にいきました。奇麗でした。とても。春を感じました。いいですね春。「恋がしたい」名曲です。ということで本日のテーマはモテる音楽?です。

 皆さんモテていますか。相手がいるいないに関わらず、このための努力は大切だと思います。音楽をやる上でもかなり重要な要素。特にブラックミュージック。ワン・フォー・ザ・マネー、トゥー・フォー・ザ・ショウでカモン・ガールですね。(笑)素晴らしい。
 とうの僕は只今メークマネー中で、全然モテていません。で、ショウのほうも3月25日に二条nanoの6周年イベント『LOVE』に参加させて頂いたのですが、とても荒っぽい演奏になってしまい、これまた全然モテ要素なしでした。練習不足。呼んでくれたGさんありがとうございました。モグラさん他の主催者の方、ビールをおごってくれたモノホン松井兄さん、お客さん、CDを買ってくださった方、ありがとうございました。とても楽しかったです。お疲れゴリポン。ありがとね。
 で、今日は久しぶりの休日でして、久しぶりに家で音楽を聴きました。でテーマはモテる音楽でした。
 まずはRoy Ayers Ubiquityで『He´s Coming』
 Roy Ayersはモテそうですね。曲はスムースでメロウ、声も渋い。リズムがかっこいい。とてもグルーヴィー。そしてお得意のヴィヴラフォン。やられます。でも僕の知ってる女子達はこういう黒いグルーヴは苦手なイメージがすごくあるのです。好きな人は好きだと思いますが。まあ後でまとめます。
 Roy Ayersのことを知ったのは去年の今頃なのですが知ってみると、なによりヒップホップ勢からモテモテだったのですね。たくさんネタとして使われているようです。うーむ、成る程。ワックスポエティックスの日本版1号の彼のインタヴューがとてもおもしろいです。自信満々。
 次がKDJことMoodyMannの『Black Mahogany』
 デトロイトテクノデトロイトハウスか。テクノというより、ハウスですね。
 僕は何かとデトロイトに縁があります。僕の初期衝動となったKISSもデトロイトモータウンデトロイトですね。といってもこれくらいですね。MC5とか聴いたことがありません。自動車工業地帯ですね。なかなかのゲットーのようです。MoodyMannそうですが、URなどのデトロイトテクノの人達ってかなり尖ってますよね。あのハイハットの感じとか。音が尖っています。パンクでありハードコア。
 で、『Black Mahogany』ですがRoy Ayersと同じくメロウでスムース。音はRoy Ayersのキックとハットが強くなり、ヒップホップ以降の音の切り貼りを足した感じで根本は変わっていません。聴く人が聴くと同じだし、知っている人が聴くと全然違う音。こういう音楽って聴き手のセンスが求められますね。知っているか知らないかで全然聴こえ方が違います。僕も偉そうなこと言える程知りませんが。
 MoodyMannはぱっと聴いた感じ、オシャレでモテそうなイメージを持つのですが、その裏には先に書いたように反骨の漆黒グルーヴが流れています。最近のミニアルバムとかそれがかなり出ていますね。すごく暴力的。『Det.riot』。司馬遼太郎さんがたしか『燃えよ剣』で「女は血のにおいがする」といっていた気がするのですがこういうことか。多分違います。
 
 という4月の春らしい日曜日でした。最後に僕が思うモテ音楽要素をあげてさようなら。(あくまで僕の見解です。僕の周りの女子達限定です。まにうけないで下さい,議論の余地ありです。)
 ・リズムが強くグルーヴィーである。(黒いグルーヴはだめです。白いグルーヴがよいです。)
 ・キッチュでポップである。(XTCDEVO的な。よく知らないが)
 ・尖っていない。(ヒップホップはうけないイメージ。)
 ・汗臭くない。(ハードロック、ヘビメタとかはだめ。)
 ・ちょっと病的
 まあこんな所です。PIGBAGの1枚目は間違いない感じがしますね。
Dr.Heckle and Mr. Jive
BLACK MAHOGANI (帯付き国内盤仕様)
He's Coming (Dig)